営業をしながら工事を行う線路や、線路の近隣地で工事をする際に、鉄道車両の接近を見張り、工事関係者の安全を確保するための警備です。
プロテクトサービスでは、鉄道利用者に安心して快適に利用していただくため、そして工事従事者の命を守るため、
鉄道会社ごとの資格を有した専門性の高い警備員を揃え、安全に関する万全の工事環境をサポートします。
既存の駅改良工事等では、通常通り駅を営業させながら工事を進めることになります。
そのため、保安対策(仮囲い設置等)によりホーム上の通路が狭くなって旅客が転落したり列車と接触しかねない危険が生じる可能性があります。
また、工事により利用者を迂回させ、これまでと違った動線を辿らせることに起因する混乱等も多々発生します。
大型駅等での実績・ノウハウの蓄積された弊社の旅客誘導員が、適切に案内・誘導することにより、これらの危険の回避、旅客のストレスを軽減することができます。
鉄道工事では、列車の行き交う合間で作業をすることになり、
列車接近時には工事を中断(終了)して線路上等に従事員や列車支障物がないことを確認しなくては、大事故に繋がります。
鉄道特有の専門知識やダイヤの見方を把握した列車見張員が工事中や終始、列車の進来に注視し列車接近時には適切なタイミングで合図を出し、従事員および列車の安全を守ります。
また、万が一の事故発生時または発生の恐れのある場合には、直ちに列車停止の手配を行い、被害を最小限にします。
鉄道施設内等での工事では、工事用重機械等の転倒、転落、鉄道施設への接触や衝撃、工事従事者との接触等により、
列車運行の多大な支障、鉄道利用者・公衆・工事従事者等への重大な危険を及ぼす可能性があります。
交通誘導警備のプロとして工事用重機械等の運転合図および誘導を適切に行うとともに、万が一の事故発生時には、いち早く列車防護の手配を行い、被害を最小限にします。
列車見張員は列車がくる時間の数分前に、スピーカーなどで列車が来ることを作業員に伝え、作業員を線路脇に退避させます。
列車が通り過ぎると、次の列車までの時間をアナウンスし、作業再開の合図を出すというようなことをして作業員の安全を守っています。
万が一退避できない状況の時は、列車が来る方向に走って行って発炎筒を振らなければなりません。
この繰り返しによって、作業に発生する作業員の安全を守ります。
線路に接近する工事作業等の現場において、列車等の進来の監視、工事作業等の責任者、従事員に対し列車接近合図、
及び、列車乗務員合図、必要により列車防護を行う者のことです。
鉄道見張員になるには、資格認定試験合格が必要です。
①適正検査 ②筆記試験 ③実技講習
※当社では、独自の研修や企業の研修を受けていただくため、確実に実力をつけることができます。